暗号資産『シバイヌ(SHIB)』とは?

OKCoinJapan(暗号資産取引所)にて、2023年2⽉に取り扱いを開始した暗号資産『シバイヌ(SHIB)』 本ページでは、シバイヌの基本情報や価格推移、エコシステムについてご紹介いたします。

基本情報

シバイヌのホワイトペーパー(WOOF PAPER)は、「Ryoshi」と名乗る匿名の開発者によって公表されました。

Ryoshiは、2021年5月にRyoshi Researchというブログに「IAMRYOSHI」というタイトルの記事を投稿しましたが、いったい誰なのかは未だ明らかになっていません。

また、現在はブログも削除され、Twitterの投稿も全て削除されています。 Ryoshiは、シバイヌエコシステムで分散化の実現を掲げており、管理者として存在することを避けているようです。


シバイヌ(SHIB)

シバイヌエコシステムのメイントークンで、2020年7月31日に発行されました。イーサリアムブロックチェーンのトークン規格ERC-20で作られています。
イーサリアム基盤のため、エコシステム上で分散型アプリケーション(dApps)も機能しており、DEX(分散型取引所)・暗号資産取引所での取引や決済に利用されます。

SHIBはネット上で拡散されるネタ画像を意味するミーム(meme)と呼ばれるコインの1種です。犬のモチーフとして最初に誕生したミームコインはドージコイン(DOGE)で、SHIBはDOGEとよく比較されます。SHIBはDOGEに対して、イーサリアムベースのコンセンサスアルゴリズムを採用したことも大きな特徴になっています。

現在、両者とも数ある暗号資産の中で時価総額が上位となっており、暗号資産を語る上でもネタにしやすいトークンと言えるでしょう。

公式ウェブサイト


※2023年3月9日時点(CoinMarketCap)

【時価総額】8,309億2,974万9,516円

【時価総額ランキング】第13位

【発行可能上限】1,000,000,000,000,000 SHIB

【循環供給量】約549,063,278,876,302 SHIB

※一般的に、市場に流通している枚数を指します
※初期発行として、発行可能上限の1,000,000,000,000,000 SHIBが発行されており、50%はDEX UniSwap上から流通され、残りの50%はETH開発者の一人であるヴィタリック氏に送金されました。送金されたうち40%にあたる枚数のSHIBが既に償却されています。
残りの10%はインドのIndia Covid Crypto Relief Fund(新型コロナウイルス救済基金)に寄付されました。

【コンセンサスアルゴリズム】Proof of Stake


価格推移

【発行開始~】

TradingView

チャート上で、2021年に大きな動きがあったことが確認できます。主な要因を見ていきましょう。

2021年5月9日【上昇】
米テスラ社CEOのイーロン・マスク氏が、宇宙ベンチャー企業 スペースXは、2022年に月探査用に小型人工衛星キューブサットを打ち上げ、その費用の全てをドージコイン払いにすることに言及

2021年5月10日【上昇】
海外暗号資産取引所Binance上場

2021年5月12日【下落】
米テスラ社がテスラ車のBTC決済停止を発表

2021年6月25日【上昇】
イーロン・マスク氏が飼っているシバイヌのネーミングについて投稿

2021年9月17日【上昇】
海外暗号資産取引所Coinbase Appに再上場

2021年10月4日【上昇】
イーロン・マスク氏が飼っているシバイヌとテスラのロゴ写真をTwitterに投稿 

2021年10月25日【下落】
イーロン・マスクがSHIBをどれくらい持っているのかという質問に対し、「none」と発言


SHIBの価格動向については以下の動画でも解説していますので、ぜひご覧ください。

「シバコインの未来」



シバイヌエコシステム

シバイヌエコシステム上で機能する主なトークンとしては、SHIBの他にも以下の2種類があります。

トークン

LEASH(リード)

エコシステムのローヤルサポーターに対するスペシャルトークンとしての位置付けで、107,646LEASHと限定された流通量となっています。
当初はミームコインDOGEと価格を連動する目的で設計されたため、Doge Killerと呼ばれています。


BONE(骨)

「Doggy DAO」のガバナンストークンです。
BONEの保有量に応じて、SHIBArmyと呼ばれているコミュニティメンバーが運営に関する投票に参加できる仕組みになっています。


ネットワーク

2023年に入り、Shiba Inuのレイヤー2ネットワークである「Shibarium(シバリウム)」のβ版がリリースされることが発表されています。 レイヤー2により、特にシステム負荷のかかりやすいブロックチェーンゲームやメタバースにおける処理能力が高まることが期待されています。

シバリウムにおけるガス代の支払いやデリゲータへの報酬の支払いには、BONEトークンが利用され、SHIBの流通量を減らす仕組みであるバーン(焼却)も採用される予定になっています。


主なdApps

SHIBASWAP
DEX(分散型取引所)

・スワップ
ETH、WETH、DAI、USDC、USDT、WBTCを基本として多くの通貨ペアがあり、簡単に暗号資産を交換することができます。

・流動性マイニング
DIGと呼ばれる流動性プールに、保有している暗号資産を提供することで、BONEトークンを獲得することができます。


SHIBOSHIS

NFTマーケットプレイス

OpenSea

「THE SHIBOSHIS」は10,000体のシバイヌのNFTコレクションです。 NFTマーケットプレイス OpenSeaでも購入することができます。トータルの出来高は14,721ETHと現在のレート(1ETH=約210,000円)で換算すると約30億円に上り、数あるNFTコレクションのトータルランキングでも100番台となっています。

SHIBOSHISは、「The Shiba Inu Game」というシバイヌエコシステムのブロックチェーンゲームや、メタバース空間【Shiba:The Metaverse】にアクセスする際に利用されています。

ブロックチェーンゲームとしては、【Shiba Eternity】というコレクタブルカードゲーム(CCG)が2022年10月にリリースされており、今後はプレイすることでトークンを獲得できるPlay to Earn (P2E)ブロックチェーンゲームになることが期待されています。



暗号資産の購入方法

OKCoinJapanアプリで暗号資産を購入する方法には、取引所と販売所形式があります。

トップ画面


取引所での購入方法

1. 画面下メニューの「取引所」をタップします

2. 購入する暗号資産を選択します

3. 注文方法を選択します(注文方法に応じて、金額・数量を指定します)
※取引口座残高を使用します

4. 最後に「購入」をタップします


販売所での購入方法

1. 画面下メニューの「販売所」をタップします

2. 購入する暗号資産を選択し、「購入」をタップします

3. 金額を指定します
※入出金口座残高を使用します

4.「確認」をタップし、最後に注文明細の内容が正しければ「確定」をタップします