USDD は、BTTCクロスチェーンプロトコルを通じて、イーサリアムチェーンやバイナンスチェーンでも利用できることとなりそうだ。
USDDは2022年5月5日に発行される予定で、Terra エコシステムの TerraUSD(UST) のように、アービトラージャーはステーブルコインが1ドルにペッグされるように促され、1USDDが1ドルを維持するように設計される予定。
例えば、USDDの価値が1ドル未満となった場合、ユーザーは1 USDDをシステムに送付し、1ドル相当のTRXを受け取ることができる。反対にUSDDの価値が1ドルを超えた場合、ユーザーは1ドル相当のTRXをシステムに送付し、1USDDを受け取ることができる。
ジャスティン・サンは、USDDのロードマップを4つのパートに分けると述べた。
最初の段階としては、ステーブルコインのサポートに充てるブロックチェーン業界のイニシエーターから調達した流動性の高い資産100億ドルを保管・管理するためのTRON DAO Reserveを設立する。
TRON DAO Reserveは、無リスク金利を年利30％に設定することで、マーケット変動からユーザーやコインを保護する姿勢を示している。
暗号資産市場全体は約2.5%上昇し、時価総額は一時250兆円を突破した。
BTCは約3%上昇、ETHは約2.5％上昇。注目のアルトコインはTRXで、アルゴリズム型ステーブルコインの公表がポジティブに反応し、一時15.4%上昇した。
一方、直近の上昇が著しく、トレンドとなっている ApeCoin(APE) や STEPN(GMT) は調整が見られた。
BTCテクニカル分析：50日移動平均線を目安に売り圧力
BTCは42,000USDTに乗せ、その後も勢いを保ち、高値43,000USDTまで到達した。50日移動平均線を超えた付近では売りが優勢となり、買い手は再びサポートラインを探る展開となっている。
なお、米国市場のオープン後からは徐々に価格を切り下げ、節目の40,000ドルを目指して売り方向の勢いが強まっている。
ETHテクニカル分析：3,150USTDのレジスタンスライン
ETHは、一昨日に続き再度3,150USTDで跳ね返される展開となった。一時的に3,150USTDを上回ったものの、明確にラインを上回ることができず、一転下落した。
ETHはBTC建での勢いも弱まってきており、売り手としてはこのレジスタンスラインが強く機能することに楽観的であろう。
